NPO法人 BIO-IT研究開発機構
TEL048-747-0508

第85回 BIO-ITの理論と実際(7月休会、順延8月)~私の終活~

人生のエンディングを通じ、自分らしく、今よりよく生きるための活動

~私の終活~

2021/6/15~8/6
市 村 武 美

はじめに

大学病院の先生からの一言、「心臓弁膜の石灰化か進んでいる。今後、手術をする、しないの意向を次の定期検診で知らせてほしい。家族とも相談して手術をしないなら近隣の病院に替わっては」はいろいろ考えさせられた。

今の身体の状態はカテーテル手術に耐えられるかもしれないが、耐えられず不慮の可能性もある。また、手術に耐えても、他の持病(慢性腎炎、動脈硬化症)があり、弁膜手術の意味がマイナスになる可能性もある。

今よりよく生きるために手術は受けないと答えることにした。残り時間がどれだけあるのかわからないが、「何をなすべきか」は以前から分かっている。それはBIO-IT技術の伝承である。NPO法人BIO-IT研究開発機構はこの新技術に魅せられた一般市民の集まり、専門家研究者不在で伝承の組織ではない。

2006年6月に「BSE・凶悪ウイルスに勝つ~新技術バイオーITとは~」を自費出版したが全く売れなかった。その後の活動をまとめ、2019年3月、研究というより夢違いライフワークの新技術に、科学者の関心を寄せて頂きたいという思いから、第2段の出版をめざした。2018年春に胃ガン(紺屋の自袴)、年末に腹部大動脈瘤の手術3カ月後の活動である。心身ともに不調と焦りの中で書き上げ、2021年11月「凶悪ウイルスに勝つ:BIO-IT」を出版した。

しかし、ねらいとはうらはらに、前著と問様ほとんど売れない本となっただけでなく、BIO-IT技術に疑惑を抱かせるような結果となった。とくに、コロナウィルス禍対策に苦慮している為政者や関係学者、報道機関などに、提案書を添えて贈塁したが反応は皆無で、受領の通知さえも頂けなかった。

それから1年近くたった。コロナ禍の深刻な状態に、BIO-IT処置の試用や共同研究を提案し続けたが、やはり全く反応がなかった。そして、91歳が目前にせまった時、前述の手術有無に関する大学病院主治医の指導である。

今、なすべきことは、本に書き切れなかったことを書き残し後世に伝えたいと、6月15日から終活を始めた。

 

A.ウィルス思考

1.変異株の出現由来

抗HIV薬はコピー増殖をじゃまするものです。前述のように、HIVはコピー増殖しているうちにミスをして抗HIV薬が効かないウィルスが偶然にできるといわれている。現在、諸ウィルスの抗処方薬材は261件ほどあり、多様な耐性ウイルスが出現している。薬剤開発と薬剤耐性のウィルスが出現するというし烈な争いが続いている。

インフルエンザウィルスについても、タミフル、リレンザ、イナビルはウイルスの細胞核内で増殖したインフルエンザウィルスが細胞から脱出するのを阻害ノイラミニダーゼ阻害薬で、これに対する薬剤耐性変異株が出現している。

次に開発されたゾフルーザはインフルエンザウイルス特有の酵素であるキャップ依存性エンドヌクレアーゼの活性を阻害し、ウイルスのmRNA合成を阻害することで増殖制御する新薬剤である。

2018年3月14日に販売が開始され、9ヶ月後に、この新薬を服用した4名の季節インフルエンザウイルスから耐性ウイルスが検出された。インフルエンザウイルスも増殖中のコピーミスにより複数の変異体が出来、その中の一つが偶然にゾフルーザ耐性の変異体であったというのであろうか。インフルエンザウィルスはエンドヌクレアーゼ拮抗酵素の作用を受けていたが、この感受と変異体発生は無関係なのであろうか。インフルエンザウイルスはゾフルーザに拮抗し、増殖〈種族の拡大)を持続するための遺伝子変化(目的的な反応)に加担していることはないのであろうか。

すべての生物は酵素の生成、生物相互間の放出・授受を行い、生命現象に作用する反応を加速・減速させて種族の永続をはかっている。細菌もウイルスに襲われる。原核生物のある種は侵入したウイルスの遺伝子を切断分離する。

《参考》
この適応免疫機構をCRISPR/Casシステムという。このシステムのうち、RNA依存性メクレアーゼとして発見されたCas9はゲノム編集を初めとするさまざまな新技術に応用され、生命科学を一変させている。

原核生物とウイルスは遺伝子戦争であり酵素戦争なのです。ゾフルーザ投与効果があるとうことは、生体に侵入したウイルスが生体の免疫機構の抵抗を感受しているということの証左である。ウイルスは、この抵抗感受が変異を起こすことに全く無関係であるとは思えない。

 

2.陸続する強病原化変異株

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が偶然の変異を利用して免疫反応から逃れる仕組みと同じように、新型コロナウイルス:(以下コロナという:SARS-Co-2)も同じ様な変化を続けている。

Bette Korbsr(米、ニューメキシコ州アラモス国立研究所)はSARS-Co-2の感染拡大による変異はHIVに比べてゆっくりしている。この変異はスパイクタンパク質をコードする遺伝子に起きていたと次のように報じている。

29,903個の塩基からなるウイルス遺伝子の遺伝暗号中の一つの塩基がコピーミスにより変化した結果、スパイクタンパク質の614番目にあるアミノ酸にあるアスパラギン酸(生物学的略号D)がグリシン(″、G)におきかわりD614G変異と呼ぶ。

D614Gは欧州のSARS-Co-2の系統の中でみるみるうちに優性となり、米国やカナダなどに定着した。新型コロナウイルスは多様な変異株を発生し、現在、感染拡大を続けている変異株は、イギリス株(N501Y:アルファ株)、南ア株(E484K:ベータ株)、ブラジル株(E484K,N501K:ガンマー株),インド株(E484Q,L452R:デルター株)、ペルー株(ラムダ―株)などである(ex.アミノ酸の略号:Nはアスパラギン酸、Yはチロシン、Eはグルタミン酸、Rはアルギニン、Qはグルタミン、Lはロイシン)。ラムダー株は新規感染者の4割を占め、中南米で拡大している。ラムダー株は3~4倍のワクチン効果が下がるのではないかとみられている。

今後、さらにワクチン効果低下や感染力強化した強病原性株のあらたな変異株の出現が懸念されている。

3.ウィルス自体とヒト自体の感受

新型コロナウイルスはヒトの細胞に接すると増殖の場を感じ、活性化し細胞内に優入する。ヒトのT細胞やB細胞はウイルス受容体という分子を表面に出している。細胞の受容体ACE2(アンジオテンシン変換酵素)は新型コロナウイルスのスパイクタンパク質と結合し、ウイルスの侵入を感受する。

ウイルスの侵入を感受したヒトのB細胞はウイルスの情報を記憶し抗体を産生する細胞に分化する。抗体産生開始には2週間ほど要する。新型コロナウイルスは細胞核に侵入後即増殖を開始し、スパイクタンパク質は2週間程の間に1度ほどの頻度で伝達ミスが起こる。この変異株のうち、ACE2は結合親和性が高く、細胞内侵入効率を上昇させる変異株が元の新型コロナウイルスに替わって感染拡大を担う。

スパイクタンパク質とACE2の結合は物質的結合であるが、同時に情報の授受であり、B細胞の記憶もスパイクタンパク質の分子構造ではなく発信している情報の記憶でなかろうかと考えている。

mRNAワクチンがコロナの活性制御に大きな成果を挙げている。ウイルスの立場にたってみよう。新型コロナウイルスがこのワクチンを接種した多くのヒトに接したとき、感染できない。ヒトがウイルスのスパイクタンパク質の産生法を盗み取って獲得免疫を獲得していることはつゆ知らない。どう感じるであろうか。いや何も感じない。ただただ、変異を続けてより高い感染力を持つ変異体に替わり、種族拡大を目指す。前述のインド株やラムダー株の暴走のように。これがウイルスの本姓である。

多くのウイルス類で、活動が突然一斉に停止状態になることがある。SARSは2002年11月に中国広東省で最初の患者がでて、世界中で8000人程が感染した。2003年台湾での最後の症例が隔離された。WHOは流行が世界的に終息したと宣言している。多くのウイルス類は終息という現象をおこす。ウイルスは「なんらかの刺激」を感受して、ウイルス自身が増殖活動を停止するのであろうかか。

コロナ感染のうち流行拡大はmRNAワクチン投与やロックアウトなどにより収まった。場合は、終息ではなく収束である。しかし、変異株や人流増などにより、再三再四流行のリバウンドが起こっている。現在、東京首都圏はインド株による第5波が起こったと見られている。

《参考》

1.mRNA:生物の遺伝情報(DNA:デオキシリボ核酸とRNA:リボ核酸)のうち、新型コロナウイルスはRNAしかない。mRNAは細胞が作るタンパク質の情報を運ぶものである。4種類の塩基からなり、塩基3個1組でタンパク質のアミノ酸を示す。29,903の塩基をもち1本の鎖状になっている。

 

2.mRNAワクチン:コロナが持つタンパク質は10数種あるが、このうち免疫の標的となるスパイクタンパク質だけを効率よく細胞に作らせる。この標的に対する抗体だけが効率よくできる。

 

3.細胞侵入したコロナが複製:数百個の分身が飛び出し隣接する細胞に感染する。これにかかる時間はわずか1日程である。

 

4.遺伝子情報の転写伝達:ウィルス自体の情報利用技術

1.甲殻類のウィルス感染症対策研究

クルマエビを襲う高病原性バキュロウイルスの活性制御の実験研究(1996~2000)で、ウイルス自身が発信している情報をウイルスが感受しているという事実を確認した。この実験研究の事例を図1示(図1)した。

飼育水はウイルス反転情報転写処置3種(処置法割愛、実験区)と無処置(対照区)、供試エビは実験開始直前に強制感染し、放養、生残率経過である。生残率ではなく、死亡率に置き換えてみよう。

 

【対照区】
24時間(1日)後対照区は20%以上死滅、2日後60%以上、3日後95%以上死滅、5日後ほぼ壊滅。

【実験区】
1日後10%程死滅、2日後10~20%死滅、3日後以降20~30%死滅、以降安定。

 

この実験研究で推察されるのは次のとおり。

◇ウイルスは中腸腺(腎臓、肝臓のはたらき)で急増殖した。
◇対照区の感染エビは致命的打撃を受け、急死の状態を引き起こした。
◇実験区の感染エビの大半が生存できたのは、ウイルス自身がとった活動停止によるとしか考えられない。

 

バキュロウイルスの活動停止にいたるプロセスは次の通りである。

バキュロウイルスが発信する反転情報→メモリーシート(MS:記憶媒体)に転写伝達→飼育水に転写伝達→エビの細胞内水に転写伝達→増殖活動中のウイルスに転写伝達。

反転情報を感受するのはバキュロウイルスのゲノムであり、酵素を産生する遺伝子であろうと推察している。この酵素はエビ細胞侵入、細胞核侵入、増殖、核・細胞膜脱出になどに要するものであるが、詳細は不明である。

自然界では、酵素産生活動の活性・不活性を決める何らかの情報があり、それを感受する遺伝子があると推察しているが、詳細は不明である(仮説)。

◇反転情報の転写伝達には情報の記憶が伴う。この記憶は磁気記憶ではない。また、反転情報の伝達も磁気伝達ではない。記憶媒体が非磁性体である。

◇反転情報はテラヘルツ〈Thz波〉帯の特定周波数の電磁波であろうと推察している。Thz波は水に吸収されやすく伝搬距離は限られている。反転情報がエビの体内のウイルスに伝達されるのは、この特定周波数を吸収した水によるものと考えている。(仮説)。現在、バキュロウイル スの反転情報の周波数は不明である。

《参考》
1.ハーバード・フレーリッヒの仮説:細胞膜にはテラヘルツ~ミリ波帯のいずれかの周波数で共鳴振動しており、その照射により生命活動に未知の重要な役割を果たす(1960年台後半)。
2.IPS細胞にテラヘルツ光照射(京大ら、2020/10/8)未分化のIPS細胞にテラヘルツパルス(0.5MV/cm,1kHz)を照射することによって、細胞内で92種の遺伝子発現が上昇、116種の遺伝子発現発現が現象した。IPS細胞の遺伝子発現ネットワークをテラヘルツ光パルスの照射によって変化させることができることを示した世界初の研究成果である。

◇バキュロウィルスの流行拡大が世界中で一斉に終息したのの、何らかの酵素産生活動不活性情報によるものではないかと推察している(仮説)。SARSやその他のウイルス感染者の終息現象も同様であるが、現在この起因は全くわかっていない。

◇ウイルス自体が発信している情報をMSに記憶、半永久保存し、ウイルスの増殖活動の停止実験に成功したのは1996年であり、世界最初の情報転写である。

 

2.ヒトを襲うウィルス感染症対策研究

1)エイズ感染者の事例(女性)

1997/8、都立病院でHIV診断、CD4:201,しばらく服用、副作用に耐え切れず服用を7年間中止。病状の苦痛と抗ウイルス薬(以下、薬という)の激しい副作用、死を覚悟して度々の中断。本人の日記、ヒアリング、血液検査資料(都立○○病院)をもとに、BIO-IT技術が後世のエイズ対策研究に寄与する事を願い、あえて書き残す。プライバシー順守、氏名、年齢、病院名など不記載。


ここまでが、HIV反転個人情報服用以前様相、汎用BIO-IT WATER(健康を支える情報転等)の服用は体調修復改善に大きく寄与。


抗ウイルス薬とBIO-IT WATERを併服用しているため、BIO-IT WATERの貢献度は不明である。前述のように、HIVの変異株発生に対し効果的な薬剤開発が続いている。この本人のウイルスも変異しているとも推察されるが、2007年以降反転情報の更新は行っていない。

 

2)エイズ患者の事例(男性)

既往症C型肝炎、2006年6月30日に喉痛の検査、HIV感染の診断、7月2日都立○○病院でHIV感染を確認即入院、2007年2月末退院。プライバシー順守。

2008年2月13日、病院の相談室で標記女性のなかもちで、3者会合、激しい疲労感で歩行要介護、座居不可。個人情報BIO-IT WATER調製。処置(服用とデバイス照射)で帰途は歩行介護なし。以下、経過概要、血液検査資料と本人報告参照。


BIO-IT WATERは私の研究協力医(ヘルシーエイジング学会会長、山田明夫先生)を通して本人に提供。2012年2月、アルツハイマー性疾患と報告受ける。2013年、早期退職、健忘症進行と体力低下。一時思考能力、言行改善するも徐々に病状悪化。HIVに対する抗ウイルス案とBIO-IT WATERの 貢献度は分離不可である。服用開始以降の急速な体調修復は見逃せない顕著であった。

 

3)海外のエイズ対応

タイとケニアで多数のBIO-IT処置(服用とデバイス照射)を行い、歩行能力などQOLの即効回復を再現した。しかし、継続研究の正式認可がえられず活動断念した。

 

4)その他のウィルス感染症対策

BIO-IT処置による帯状疱疹の回復促進効果を担当医師が認めている。しかし、抗ウイルス薬と併用しており、本処置の貢献度は不明である。注目されるのは5事例とも激しい疼痛の早期改善である。

イボ(ヒトパピローマウイルスHPV)の対処には薬剤や医師の治療を受けてないBIO-IT処置6事例すべてで完全治癒している。症状と個人差があり2~6カ月を要した。本年4月7日、妻の左額のイボ対処について同意をえて、毎夜患部塗布を行った。1カ月ほどでイボの先端の黒化と縮小がみられた。6月20日より服用も始め、7月20日ポロリと黒イボが落ちた。これでマイファミリー5人目のイボ退治である。

季節インフルエンザウイルス、C型肝炎感染症対策についてもBIO-IT処置の貢献度は不明である。

 

5.ウィルス活動にかかわる遺伝子

ウイルスの遺伝子が発信する情報の記憶・転写・伝達による私の研究歴は浅く、事例も少ない。しかし、エビのバキュロウィルス感染による急死を制御したのは事実である。

反転情報報(特定周波数のテラヘルツ帯電磁波)を特定遺伝子が感受して、酵素の産生活動を停止したのはエピジェネックスであろうと推察している。SARSが潮が引くように一斉に終息したのも、自然界におこるエピジェネックスであろうか。多くのウイルス類が起こす終息現象の起因は不明であるが、電磁波の可能性を疑ってみる必要があろう。

《参考》
DNAの塩基配列を変えることなく、遺伝子のはたらきを決める仕組みをエピジェネックスと呼び、その情報の集まりがエピゲノムである。

ヒトパピローマウイルス感染について、医学的処置(炭酸ガスレーザー、液体窒素による冷凍凝固術、外科手術)ではなく、BIO-IT処置による対処も事実である。この事実の認証には再現研究が不可欠である。エビとヒトのウイルス感染症に行った効果に差がみられるが、テラヘルツ波の照射法などが関係していると考えられる。

 

B.内因性疾病と遺伝子:異常状態修復にかかわる遺伝子

1.総合失調症

2011年5月4日以降、37歳男性歯科医のBIO-IT処置事例(服用とデバイス照射、血液と脳の反転情報使用)である。2003年、被害妄想症発症し人院、生活訓練センターを経て、2011年4月退所したが精神不安定の状態であった。

当日PM2時処置、数秒後気分爽快、間もなく尿意あり10分おきほどで量悪臭の排尿、帰途、帰宅後も頻尿、熟睡。以降、全薬剤の服用中止、BIO-IT WATER朝夕各1滴服用。5月15日体重5kg程減少。5月25日、2回目デバイス照射。以降精神安定。6月25日診察、強制入院の告知、事由は誇大妄想的な発現と後日手紙報告強制入院までの詳細な手書き日記保存(一部別紙2、担当医は前述の山田明夫先生)。

《参考》
特定の原因究明不明で、精神医学、脳科学の発展上の壁といわれている。神経伝達物質ドパミンの過不足による認知機能不全説が有力である。

2.筋ジストロフィー(先天性メロシン欠損型)2事例

1)
2013年2月24日、12歳の女性、脊椎湾曲、ひざ・ひじ関節拘縮、座位不能BIO-IT処置開始(連日服用、デバイス照射1カ月間隔、血液情報)。4月13日、左ひざ関節伸びる、5月13日、脚の曲げ延ばし、蹴る。

2)
2013年3月9日、3歳の女性、フロピーインファント、咀嚼嚥下不能、BIO-IT処置開始(同上)。4月5日、ヨーグルトを飲む。4月13日うどんを食べる。5月18日キュウリを食べる。5月24日煎餅を食べる。

《参考》
NMA2遺伝子によリラミニン211(メロシン)の欠損による。筋細胞が急速に産生され、脳指令が伝達されたことの事由は不明である。
しかし筋細胞の産生
a.通常の分化単能性幹細胞の増加
b.エキソン・スキップ治療に類似した拡散の生成
c.遺伝子変異の修復ー第6染色体遺伝子長腕の変異点の修復および欠失の再生。
などが疑われる。ダイレクトリプログラミングは体細胞に特定因子を導入することでエピジェネテック目印の書き換えが起こり、目的の細胞に性質を転換するものである。IPS細胞を作るプロセスが省略されるが、時間もコストも削減できるうえ誘導した細胞の成熟度も高い。問題はダイレクトリプログラミングを促す因子を見いだすことと言われている。

2事例とも医学的検査準備中、突然処置拒絶、外部圧による。

3)筋ジストロフィー(顔面肩甲上腕型)

2013年5月21日、握力がまったくない青年に頭部と患部の反転情報をデバイスで数秒間転写した。かなり強い握力の回復がみられたが、数分後には消失した。再度行っても同様であった。瞬間的に起こる反応は脳指令の神経伝達が起こった証左である。この青年は入会せず中断、山田明夫先生立ち会いで行った。

 

2.頸髄不全損

2013年6月2日、交通事故で頸髄不全損、リハビリを続けているが運動機能の支障が残っている。この人に対し、事故後丸1年後の2014年6月2日にBIO-IT処置を開始した。翌朝、両手の指が少し曲がった。以降、処置を続け急速な運動機能の修復をした(別紙3参照、ヘルシーエイジング学会会、山田明夫医師)。1年後社会復帰。

《参考》2019年1月、九州大学の中島欽一教授らの研究が報じられた。ミクログリアは、神経損傷部位に集積して死細胞を除去する性質が脳脊髄内の免疫細胞であるが、通常はニューロンに変化することはない。1%の発生過程でニューロン産生にかかわる重要な遺伝子であるニューロDlをミクログリアに導入すると、ミクログリアの運命制御にかかわるエピジェネテックスの書き換えが起こり、ニューロンヘのダイレクトリプログラミングが誘導されることを明らかにした。マウスで試すと、変化した神経細胞が他の神経細胞とつながり、脳からの信号を伝えていた。今後運動神経が改善するかなど研究を進め、治療法をめざすという。

頸髄損傷の部位と血液の反転情報はニューロDlが発信する情報と類似ないしは同一であろうと考えられる。患部への反転情報転写は瞬間的にミクログリアがニューロンヘの変化が始まり、その後処置をつづけ運動機能のほぼ完全な修復を担当医師と私が確認した。ただし、ミクロな検証解析は行っていない。

ウイルスの活動制御も、筋ジスの修復もミクログリアのニューロン変化も、誘発したのは遺伝子が発信する情報の体内転写伝達であると考えている。エピジェネテックスやダイレクトリプログラミングの誘発因子は遺伝子という物質ではなく、そのものではない情報という無形のものである。誘発因子を物質でとらえる従来の手法に対し、BIO-IT技術では遺伝子が発信している情報でとらえている。

 

3.緑内障:14事例中2事例

1)2015年10月20日、79歳男性。右眼、視力1m眼前距離(視力図)で0.1、視野は視力図のマーク真ん中のみピンポイントで見える、MD値マイナス30.71dB。左眼は視力0.1(矯正で0.7)、MD値マイナス13.6dBのBIO-IT処置(連日、同上、血液と患部情報)を開始した。

☆視野検査(ハンフリー)、事務所で視力検査

本人の報告と弊事務所12月29日で観察の状況:右眼0.2、視野広がった感じ、歩行や茶注ぎ大幅改善。2016年2月18日、右眼の視野さらに広がる。処置10カ月後の2016年10月2日、通常生活の不便解消した。

医師は、左眼は回復がみられる(-13.63→-10.41)。右眼は測定(-30.71→-31.20)値から悪化と判定した。これに対し患者は右眼の視野は広がっていると再検査を要求したが、医師はハンフリー検査で嘘つき患者と診断した。それから6カ月後の2016/10/28の検査でも見えるはずがない、 として身体障害者申請証書発行した。

医師は検査データを重視し診断する。この事例は検査データと本人の日常生活で感じる視野・視力を重視して患者の視野改善実態の把握をおこたったものである。

2)2015年12月21日、85歳男性。左眼MD値-33.19,右眼光を全く感じない方の処置(同上)を開始した。弊事務所の観察で12月31日、右眠、光ピンポイントで感じる。2016年3月3日、右眼光感知が点から線に改善、左眼はやや改善した。2016年6月3日、左眼の視野検査、4年前の状態に回復したと診断された。

《参考》MD値:OdB視野正常、-6以下で軽症、-6~12で中症、-12以上で重症、-30以上で視野全くない。一度、障害を受けた視神経細胞(錐体細胞は色感覚、黄斑に集中、桿体細胞は暗いところの感知)は復元しない。

4.網膜色素変性症

2016年3月6日、17歳女性。小学5年生のとき診断(群馬大学)、中学1年生で急速に悪化、盲学校、左眼は光感じるが右眼は全く感じない状態で、処置開始、以下本人と母親の報告および弊事務所観察結果にもとづく経過を示す。長年にわたる医学検査データあるも割愛。


縁内障、網膜色素変性症の視力・視野が起急速に修復した実態、の事由解明、視神経細胞の修復の状態、ダイレクトリプログラミングなど研究が望まれる。

 

5.その他の目の異常

1)白内障:多くの会員で視力回復の事例あるも根治できない。

2)加齢性黄斑変性症:妻87歳の事例。白内障(手術済み)と併発加療中で2カ月ごとの検査、症状進行を抑えていると医師に診断。

3)近視・遠視:多くの会員で、眼の周辺および脳の反転情報のBIO-IT処置、即改善の事例がある。医師はかかわっていない。

 

6.パーキンソン病:14事例中詳細1例

1)2016年10月17日、66歳の男性、6年前に診断された。以降、病状の悪化が進み将来の不安高まる。書きにくい、言葉が痞える、右脚ひきずり、右腕は上あげにくい、身体意識しないと右傾。手足緑内障も併発、右限は視野狭窄あるも左眼は正常。ホーエン・ヤールの重度分類でⅡ。

処置により瞬間的にドパミンが産生したとは考えられない。何故、脳の指令伝達が一時的にせよ修復されたのであろうか。シグナル伝達以外に、テラヘルツ波伝達であろうか。

以下、BIO-IT処置事例継続記載を中断して、ウイルス対処事例に戻る。

 

C.コロナ禍

デルタ型変異株のワクチン接種を望まない20代や女性は40%もいるという。さらに、ワクチン接種済みの人体に忍び込み、重症化率も高めて感染拡大が続いている。一方、3回目のワクチン接種を始める国がある一方、ワクチン接種を希望しても受けられない多くの人がいる。現在、デルタ型対応にはワクチンが主力で、アナフィラキシー対処を前提とする抗体カクテル療法などある。しかし、感染拡大や死亡者増に対する抜本的な対処法はない。感染者が約2億人から自然収束が起こるまで拡大が続くのであろうか。また、世界のどこかの国で新しいX型変異株が出現し、パンデミックの状態を引き起こすのであろうか。

今、国内は医療崩壊の危機が迫っている。入院は、重症者や重症化の恐れが強い人に限定し、それ以外の思者は自宅療養を原則にするという医療提供体制に変換している。その3日後には中等症も医師の判断で入院など医療体制の混乱状態である。一人暮らしで急変しても保健所などへの連絡も通じにくく、手遅れになることも懸念される。何より大切な命をすくう機会さえも保障されない重大な局面にいたっている。あらためてコロナ対策にBIO-IT技術の参戦を提案する。

 

1.拡大重症化抑制効果

1)2つの作用

第1には、体内侵入ウイルスの反転情報照射(BIO-IT処置)によるウイルスの活性制御力の研究実績がある。変異株にどれだけ機能するのかはわからないが、これまでの研究事例から皆無であるとは考えられない。

第2には、人工細胞内水投与による平衡機能の強化である。感染量が多くなると炎症量も多くなり、サイトカインが大量に放出される。サイトカインストームは死の危険性が伴うARDS(急性呼吸促迫症候群)を起こす。単に抗ウイルス薬のみでは不充分で、サイトカインストームを抑制する対処が必要となる。気管支喘息で気道上皮細胞由来のサイトカインストームを抑えるデキサメタゾンがあり、新型コロナウイルス感染による免疫病態改善に使用されている。

喘息発作に対するBIO-IT処置事例がある。この処置は気官支周辺の反転情報のデバイス照射またはBIO-IT WATERの鼻孔投与である。この処置により数分間で発作が収まる。この多くの事例に医師は立ち会っていないため確証は残っていない。また、多様なアレルギーや関節リウマチなどの自己免疫疾患に対するBIO-IT効果的な多くに事例がある。

 

2)反転情報照射法(BIO-IT処置法)

デバイスによる照射は必要とおもわれる所に数分間行う。BIO-IT WATER投与は服用、点滴、静注、環境噴霧などがある。情報投与の反作用これまでに見られないが、個人情報を使えばなおさらである。

反転情報を血液や鼻の粘液から採る方法だけでなく、分離したウイルスの使用など検討を要する。

 

2.感染予防効果

1)2つの作用(環境中のウイルス消毒)

海中の存在するバキュロ・ウイルスの消毒(感染能力制御)の実験事例がある。大気中や器物上の変異株にどれだけ機能するかわからないが、可能性がある。変異体の残存期間はエアロゾルで3時間、ダンボール上で24時間である。消毒に使っている次亜塩素酸ナトリウム希釈液や次亜塩素酸水は有害あり防御服を着ての散布である。しかし、再び環境中に飛沫やエアロゾルが感染者が吐出すると元の本阿弥である。

調製したBIO-IT WATERを大気中または器物上の変異株に直接散布して瞬問的ないしは短時間で残存期間喪失を確認することが不可欠であり、これが第1の作用確認である。次いで、時間を置いて器物の付着しているウイルスの喪失の確認である。この器物は機能が伝達され、乾燥しても長時間機能を維持することの確認である。他の研究実験事例から可能性が期待できる。この実験研究に使用するBIO-IT WATERの用法はおおかた検討済みであるが割愛する。

 

2)広範な用途

BIO-IT WATERは安全安心であり、機能が確認されれば次のような用途がある。治療室のウイルス防御服、入院室、院内環境、集会場、飲食店、住宅、居室、マスクなどである。マスクはウイルスを濾過することの意義から、ウイルスの活性機能を制御することに進化する可能性がある。

 

3.可能論と価値論

変異株に対して生命科学的に認証されていない新技術の可能性を論じ合っているときではない。薬事法とのかかわりあいを検討する時間もない。反作用が考えられない安全安心の新技術の試用価値は明確であると自負している。

第85回報告終了

次回は、

D.内因性疾患と遺伝子(Bの処置事例に続く)

BIO-IT技術開発者


理事長の市村武美です。

1957年東北大学院農学研究科博士課程修了、農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博アクアポリス館長を経て、「生命と水」の研究に専心。「人工生命水」を開発、つづいて独創的な『BIO-IT:生命情報伝達記憶技術』を確立。

薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。

その理論と実証研究をまとめた「BSE・凶悪ウイルスに勝つ」を出版、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学会に大きな反響を呼んだ。

現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第 4183800 号。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。